祈りや祈祷の力が本当に届くのか、量子力学と意識の関係を知れば今日から祈りや祈祷の持つ力を信じられるようになるはずです。神仏への祈祷、あなたの祈り、それは必ず現実世界に影響を及ぼします。
私たちの常識を覆す2重スリット実験
スプレーの場合
量子力学には「2重スリット実験」
というものがあります。
スリットとは「切れ込み」
という意味です。
例えば、スプレーを
穴の開いた板に向かって吹きかけると
後ろのスクリーンには
どのような模様が映るでしょうか?
答えは、こんな感じになります。
これは、スプレーの性質が粒だからです。
光の場合
では、光の場合はどうでしょうか?
光が2つの穴を通り、
その先に特別な壁があり、
光を写し取るとしたらどんな
模様になるか想像できますか?
答えはこんな風になります↓
不思議な模様ですが、
これは光が「波」の性質を持っているからです。
海の波同士がぶつかると
波は打ち消し合います。
光も同じで、打ち消し合ったところは
影になります。
電子の場合
では、電子の場合はどうでしょうか?
※電子は量子の一つと理解してください。
ここでは、電子が「粒」の性質なのか
「波」の性質なのかを調べたいと思います。
もし、粒の性質であれば
スプレーと同じように
2重の線になるはずです。
もし、波の性質であれば
光と同じように
縞々模様になるはずです。
ただし、
ここでは、電子を一発ずつ発射するため
電子は「粒」と同じようになると予測できます。
実際に実験してみると↓
波と同じ結果の
縞々模様が現れました。
なぜでしょう?
おかしいんです。
電子は一発ずつ発射しているので、
打ち消し合うことはないはずです。
そうであれば、
一発ずつスリットを通って
2重線になって
スクリーンに映るはずです。
それなのに、
なぜ波になったのでしょうか?
それを調べるために、
研究者は特別な装置を用いて
電子がスリットを通り抜けるところを
観察して、どうして波になるのかを
解明しようとしました。
すると、
スクリーンに映し出されたのは
2重線になりました。
なぜ?…
その後何度同じことをしても
観察をすると2重線になり、
観察をやめると縞々模様になったそうです。
つまり、
量子は見られていると
動き方が変わるのだそうです。
もちろん、研究者たちは
カメラの電磁波が
電子に影響を与えているのではないかとか
色々調べて
影響を与えそうな要素を全て取り除きました。
しかし、
結果は同じでした。
観察していると2重線になり
観察をやめると縞々模様になりました。
電子がまるで、
意志でも持っているかのように
観察されると動きが変わるというのです。
しかも、
さらに不思議なことには…
双子のシンクロも納得できちゃう?! 「量子もつれ」
特別な装置で
電子を2つに分けて
その2つにわけた電子の片方を
地球の裏側にまで持って行ったとします。
そして、
一方を観察すると
その瞬間
一瞬のズレもなく
なにも知らないはずの他方の電子が
同時に反応するのだそうです。
しかもそれは
例え、100万光年離れた場所にあっても
一瞬のタイムラグもなく反応するのだそうです。
シンクロ現象もやがて量子力学で解明される!?
よく、双子はどれだけ離れていても
感じ取るものがあるということを言われます。
実際、身近な双子も
「今日はお腹が不調だな」
なんて思っていると
一方から連絡がきて
「お腹の調子が悪い」と
同じように言っていたりもします。
「量子もつれ」というのは
まるでテレパシーや
テレポーテーションです。
さて、そんな不思議な世界ですが、
これは物理の勉強ではなく
スピリチュアルの話しです。
祈りや祈祷が現実世界に影響を及ぼす可能性
観察するというのは
観察者の意志が
介入するということです。
つまり、意識すると物質世界に
影響を及ぼすということです。
それってなんだか、
引き寄せの法則とか
祈祷の世界の話しに思えてきませんか?
密教は現実世界に影響を及ぼすために考えられた叡智
そうすると
スピリチュアルの最高峰でもある
密教の世界なんていうのは
体感を持って
意識が現実世界に影響を及ぼすことを理解し
完成された技術なのではないでしょうか。
たとえば、
密教には三密加持(さんみつかじ)
と呼ばれる考え方があります。
これは、お祈りをして
効果を出すための行法です。
身口意(しんくい)という
つまり、手の印、口の真言、心の観想
を持って祈りを捧げることです。
手に印を結べば量子に影響を与えられる!?
例えば、
川の流れの途中に岩を置けば、
その流れに影響を与えられます。
印というのも
何かしら量子の世界に
影響を与えると考えても
不思議ではありません。
口に真言を唱えれば世界の裏側にまで影響を与えられる!?
真言は強力な波動です。
量子に影響を与えるのは
当然と言えます。
また、以前バタフライ効果
というのをお伝えしましたが、
蝶々の羽ばたきが世界の裏側にまで
影響を与えることができるのだとしたら、
真言の波動が世界の裏側まで
大きな影響を与えることもあるはずです。
まだ文明が発展していな頃から人は、
草木が自分の心身に与える影響を
的確捉えていました。
今に受け継がれる漢方です。
昔の賢人であれば
言葉の持つ波動が
この世界にどのように
影響を与えるのか
体感で知覚することが
できたのではないでしょうか。
心の中に鮮明に描けば現実化する
密教は「観想」といわれるものを
大事にします。
これは
心に思い浮かべるというレベルから
一歩進んで、
「実際にそこにあるかのように見る」
想像法です。
つまり、その場において、
祈りの対象を強力に「観察」しているのです。
「祈りが通じる」ということを
人生経験を通して信じている人も
多いと思いますが、
それはやがて量子力学が
証明してくれる日が
来るのではないでしょうか。
引き寄せも祈祷もエネルギーアイテムもすべて価値のもの
「念が宿る」というようなことが
言われますが、
正しい想いを向ければ
量子、つまり物体にまで
その影響を与え
念を残すことができるのでは
ないでしょうか。
それは引き寄せの法則と言われるものや
神社仏閣での祈りも同じです。
もちろんそれは
物も同じです。
持つ人の幸せや災い消除を想い
作られたお守りやエネルギーグッズというのは
まだ科学では解明されない
特別な力が宿ると信じても
良いのではないでしょうか。
まとめ~不思議な霊の世界、祈祷の力を信じてみてはいかがですか?
さて、私たちは物理学を学ぶ者ではありませんから
量子力学の奥深さまで学び続けることはできません。
しかし、この霊やエネルギーの世界というものが
ただのまやかしではなく
まだまだ可能性が秘められたものであるという
希望を持つには十分なお話なのではないでしょうか。
私たちは霊能者ですから
理屈の前に体感で霊の世界を視てきています。
その中で、知りえたことは
「祈祷というのは最大の他力」
だということです。
この他力というのは悪い意味ではなく
本来の意味の他力です。
本来の意味の他力とは
全てを神仏の力に委ねる
ということです。
自分の力が及ばない時
神仏に祈り
目に視えない特別な力で
救ってもらおうというのが
他力です。
そしてそれは千年単位の長い時間の中
育まれ、現代にも受け継がれている
祈祷の技術「密教」です。
神仏の力に救われた
そんな話に溢れているのが
四国八十八か所遍路です。
遍路を歩けば
いたるところで
奇跡的な物語を聞きます。
この四国遍路を開いた人、
密教を日本に持ち込んだ人は
弘法大師空海さんです。
彼にまつわる
奇跡の出来事の物語は
数限りなくあります。
空海さんが中国に渡り、
師匠から伝授された伝統的な祈祷の行法が
今もこの日本に受け継がれています。
そして、
その行法を密教僧として正当に受け継ぎ
行っているのが虹たもの祈祷です。
虹たもには2つの系統の祈り方があります。
一方が密教で、
もう一方は、
さらに特別な祈り方です。
―。
この記事を読んで、
神仏への祈りに対して
興味を持っていただけたら嬉しいです。
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