【効果絶大】憑依・霊媒体質を克服する!霊が憑かないようにする一番の方法

除霊・浄霊の仕事をしていて、日々聞かれることの多い質問の一つに「どうやったら霊が憑かないようになれますか?」というものがあります。ここでは、霊に憑かれないようにする一番大切な話をしていきます。記事が長くて読めない人は、最後の「私たちからあなたへ」だけでも読んでくださいね。

ちょっと待って、それって勘違いかも⁉霊障とはそもそもなにか

霊障とは、幽霊の影響によって悪いことが起こることを言います。

悪い事というのは

・体調不良
・不運
・物事が上手くいかない
・身の回りに良くないことが起こる
・人間関係が上手くいかない

などなどたくさんあります。

では、霊障って幽霊が引き起こしているのでしょうか?

実はここに大きな勘違いがあります。

幽霊だけでは霊障は起こせない

一般的な感覚だと
幽霊が憑くから霊障が起こる(良くないことが起こる)
と思われますが、
実はそうではありません。

それは逆で、
悪い事が起こるところに幽霊が憑く
のです。

幽霊とは「フラグ(旗)」のようなもので、
そこに弱いところがあるということを教えてくれています。

例えば、お腹が痛くなったとします。
そして、霊視をしたらそこに霊が憑いていたとします。

それは、霊が憑いたからお腹が痛くなったのではなく、
お腹が弱かったからそこに霊が憑いたというのが真実です。

たとえ現時点ではお腹が痛くなくて、
そこに霊がいたのなら、
やがてお腹の不調を覚えるようになるでしょう。

しかしそれは、霊が引き起こしたのではなく、
「弱い場所に霊が立っていた」ようなものです。

霊というのはエネルギー体であり、
低い波動のエネルギーです。

だから、エネルギーの滞ったところに
共鳴して霊が宿ります。

これは身体や場所だけではなく、
心についても同じことが言えます。

心の状態というのは
脳波の状態です。

脳波は周波数であり、
周波数はエネルギーです。

このエネルギーが滞れば、
身体全体のエネルギーが下がり、
幽霊を引き寄せ、
不運な出来事が重なり起こります。

だから、スピリチュアルでは
気分の持ち方をとても重要視しています。

もし、あなたに弱い部分が何もなければ、
幽霊は憑くことができず、
また、どれほど強い幽霊であっても
あなたに影響を及ぼすことはできません。

ただし、これは複雑な要因なのですが、除霊・浄霊をするとその場で劇的に良くなる人もたくさんいます。それはどう考えればよいのでしょうか。
確かに、霊が身体に直接影響を与えることがあります。ですので、除霊・浄霊をすれば一瞬で良くなることがあるのですが、でも、大元に何か原因があると除霊・浄霊で良くなっても一瞬で戻ってしまいます。例えば、腰が重たいと思っていて除霊・浄霊をしたらその場で軽くなったけど、いつも通り長時間デスクワークをしていたらまた重くなった、などの場合です。やはり、そのような場合は大元の原因を取り除かなければ根本的な解決にはなりません。
また、除霊・浄霊をしたら完全に解決してしまう不調もあったりします。それはどう考えればよいのでしょうか。それは「エネルギーの滞り」と見ることができます。霊はエネルギー体ですから、それが憑けばその部位のエネルギーは滞ります。もちろん、説明の通り、エネルギーが滞っている場所だからそこに霊が憑くというのが基本的な考えですが、身体のエネルギーなんて日々刻々と変動しているものですから、ちょっと弱ったところにサッと霊が憑いてしまうこともあります。そうすると、エネルギーがより停滞して不調を起こします。そのような場合は除霊・浄霊をすれば即解決するということがあります。
※この記事は霊障の考え方の記事であり、除霊・浄霊で不調の改善をするという話ではありません。不調がある時には医療機関に相談しましょう。

このことを知らないと霊能者に騙される

このことを知らないと、
霊能者に騙されてしまいます。

・あなたの不運は先祖霊が原因だ
・今すぐ除霊しないと大変なことになる
・先祖を供養していないからあなたの家族に不運が起こっている
・あなたの身体に子供の霊が憑いていてそれが体調不良の原因だ

などなど、
そうやって脅してお金をとろうとします。

少し話は逸れますが、
今の時代は、こういった霊の世界の話しが
し辛くなっています。

しかし、霊の世界は確実にあります。
だけど、一部の悪徳霊能者や一部の宗教団体が
不祥事を起こすために、
霊の世界全般について、社会からは
悪い印象を持たれてしまっています。

しかし、本当は、
霊の世界の話しはもっともっと
今の社会に役に立ち、
もっともっと道徳的で
人の心を救うのに役に立つものです。

だけど、視えない世界のことだから、
それぞれが都合の良いように解釈して
間違った霊の世界を広めています。

だからこそ、
ご縁あってこうして虹たもに訪れて
この記事を読んでもらっているあなたには、
本物の霊の世界の真実を知ってもらって、
根本から霊障を解決し、
幸せで豊かな人生を送ってもらいたいと思っています。

なので、ここに書かれていることは、
これまで得た知識とはかなり違って
面食らうこともあるかと思いますが、
それは、私たちが霊を実際に視て、対話し
また、お釈迦様などの先人たちの言葉を純粋に受け取り、
自分達が日々の修業を怠ることなく務める中で、
正しく霊の世界を伝える努力をしているうえでの言葉です。

どうぞひと時お時間を頂き、
最後までお付き合いしてもらい、
あなたの聡明な思考を持って
合理的に、
ここに書かれていることが嘘か
真実かを判断していってください。

霊が憑かないようにする絶対的な一番の方法

さて、ここまで、霊は弱い部分に憑く
というお話をしてきましたが、
では、弱い部分というのはなんでしょうか。

一番は「心」です。

身体は病にかかりやがて老い、
死んでいくものです。

ですので、それを克服することはできません。

人は老い、病み、そして死んでいく。
この真理は変えることができません。

しかし、心はどこまでも
その弱さを克服していくことができます。

言ってみれば、
老いの苦しみは心の苦しみであり、
病の苦しみは心の苦しみであり、
死への苦しみもまた心の苦しみです。

この「心」を制することが
この世の中での弱さ、苦しみを克服する
唯一の方法なのです。

お釈迦様が悪霊悪鬼を粉砕した唯一の方法

除霊・浄霊といえば
「お経」をイメージする人も多いと思います。

お葬式の時に亡くなった人を成仏させるのも
お経です。

そしてこのお経とはそもそも何かといえば、
「お釈迦様の教え」です。

つまり、
霊の世界でお釈迦様は最強の存在なのです。

では、そのお釈迦様自身は
どのようにして自分自身の
身を護っていたかというと、
その方法はあることの実践でした。

お釈迦様が身を護った方法は「十波羅蜜」

仏教聖典にはこのようなことが書かれています。

ある時、この世の救主と大魔王との間に大闘争が行われた。魔王が百千万の大軍を率いてお釈迦様めがけて殺到すると、それまでお釈迦様を取り巻いていた神々も恐れおののいて逃げ出してしまった。そして、お釈迦様を助ける人は誰もいなくなってしまった。しかし、それでもお釈迦様は「私には長い修行の間におさめた十波羅蜜の修業がある。これこそ我が軍勢であり魔王を打ち破る剣であり、身を護る盾である」と、一切動じない。最後にはお釈迦様のその姿に魔王も恐れおののき、眷属たちもろとも四方八方に逃げ失せた。

この十波羅蜜こそが
お釈迦様の強さの秘密なのです。

そして、これは、八万四千あると言われる
仏教経典の全ての根本の教えであり、
シンプルながら最上の教えなのです。

十波羅蜜とは

では、十波羅蜜とは何でしょうか。

般若心経というお経を読んだことがある方は
なんとなく聞き覚えがある言葉だと思います。

般若心経の冒頭は

観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時…

とはじまるのですが、
これと同じ「波羅蜜」です。

般若心経を訳すと

観自在菩薩が深く「波羅蜜」を実践した時、

という意味になります。

つまり、般若心経というのは
この「波羅蜜」を実践した時の功徳が書かれているのです。

般若心経は仏教に詳しくない人でも知っているくらい
有名なお経ですが、
実はその内容は
波羅蜜の実践の功徳が書かれているのです。

十波羅蜜の内容

十波羅蜜の内容を一応以下に載せておきます。
しかし、言葉が難しく
なかなか読むのも辛いと思いますので、
次の章ではもっと簡単に説明していきたいと思います。

【十波羅蜜の内容】
①布施(ふせ)波羅蜜
②持戒(じかい)波羅蜜
③忍辱(にんにく)波羅蜜
④精進(しょうじん)波羅蜜
⑤禅定(ぜんじょう)波羅蜜
⑥智慧(ちえ)波羅蜜
⑦方便(ほうべん)波羅蜜
⑧願(がん)波羅蜜
⑨力(りき)波羅蜜
⑩智(ち)波羅蜜

憑依・霊媒体質を克服する10個の善行

ここでは、お釈迦様が実践した十波羅蜜の内容を
もっとわかりやすくまとめました。

ただ、先に注意しておきたいことがあります。

それは、
霊の世界には神秘的なものなど何もない
ということです。

霊障で悩んでいる人にこの十波羅蜜の話をすると
「そんなことは知っている」とでも言いたそうに、
退屈そうな顔をする人がいます。

しかし、このシンプルな教えこそが
霊の世界の全てであり、
霊障を克服するための
最高の方法なのです。

そのことに気づかない人は、
もっとなにか他に、
自分を変えてくれる誰かがいるのではないか、
もっとなにか、
自分を変えられるものがあるのではないかと、
いつまでも妄想の中で迷い続けます。

お釈迦様は言います。

「私はあなたが幸せになる(悟りに至る)道案内をすることはできるが、あなたを背負って代わりに歩いてあげるわけにはいかない」

私たちは、最後まで自分の足で歩き、
幸せを勝ち取らなければなりません。

そして、そのためにやるべきことは、
この十波羅蜜なのです。

どうぞこのことをしっかりと受け止めて、
一つ一つを疎かにせず、
丁寧に実践していってもらいたいと思います。

《 ①正しく物事を観る 》

「正しく物事を観る」とは、偏見や差別といったフィルターを通さずに物事を観るということです。

フィルターを通して物事を見るというのは、自分の立場でものを見ることでもあります。自分の立場に固執してものを見るから対立が生まれます。相手の立場を忘れてしまい対立が生まれます。それは調和とは真逆の生き方です。フィルターを通さずに世界を見れるようになると、世界はもっとあなたに優しく見えるようになります。そして、あなたももっと世界を優しく見れるでしょう。

そんな人に低級な霊が憑けるわけがありません。

《 ②正しく物事を考える 》

「正しく物事を考える」とは、感情的な良し悪しに依らず、合理的な考え方をするということです。

心理学には「認知のゆがみ」というものがあります。せっかくなのでここで代表的な認知のゆがみを10個挙げておきましょう。

①白黒思考
白黒はっきりさせないと気が済まない
②過剰な一般化
「いつも」「絶対」というような言葉を使いがち
③マイナス思考
なんでもマイナスに考える
④未来の決めつけ
「どうせ私は結婚できないから」「自分は絶対嫌われている」といった思い込み
⑤フィルタリング
答えありきで自分の知りたい事、思いたい事、信じたい事以外の話をシャットダウンしてしまう
⑥感情的な判断
気分であの人はいい人だ悪い人だと判断してしまったりする
⑦大げさな解釈
自分の欠点は大きく見え、長所は小さく見えるなど
⑧ラベルを張る
たった一度の出来事での印象で人のことを決めつけてしまう
⑨自己批難
何でも自分のせいにしてしまう。例えば「家族が仲が悪かったのは子供の私がいい子じゃなかったからだ」
⑩「あるべき」思考
「こうであるべき」という思いが強い。他人に批判的になる

正しく物事を考えるということは、物事のあるがままの価値を認めるということです。それは、自分の価値を認め、人の価値を認めるということです。アドラーは人生の悩みは全て対人関係の悩みだと言っていますが、正しく物事を考え、自分の価値を信じ、人の価値を認めてあげることができる人が、どうして対人関係で悩むことがあるでしょうか。

そのような人に悪霊が憑けるわけがありません。

《 ③正しい言葉を使う 》

「正しい言葉を使う」とは、正しく物事をみて、正しく物事を考えたうえで至った結論をもとに言葉にするということです。

IKEAという会社がありますが、数年前、海外のIKEAでこんな実験をしたんだそうです。

同じ植物を用意して、一方は褒め言葉をかけ、一方は悪口を言い続けることを30日間続けました。そしたら、その結果は歴然。褒め言葉をかけた方の植物は生き生きと育ち、悪口を言われて育った植物はしおれてしまいました。

その時の動画は海外のIKEAの公式HPから今も見れます。興味があったら下のリンクから見てみてくださいね。

また、少し話はそれますが、最近の研究では「植物にも感覚がある」ことがわかってきているそうです。

言葉は波動です。

それは、発した自分にも届くものです。さらに言えば、言葉を発しなくても、その言葉を脳の中に思い浮かべたとき、気分に影響を与え、自分の波動にも影響を与えてしまいます。

ですので、発する言葉はもちろんですが、声に出さない自分の内側の言葉も正しくするように日ごろから心掛けていただきたいと思います。

言葉は強力な波動です。それは悪霊を粉砕するあなたの持つ強力な武器です。

《 ④正しい行いをする 》

「正しい行いをする」ということは、その言葉に不一致のない行動を自らとるということです。

「行い」とはあなたの内面の表現です。
あなたの内面は誰にもバレないと思っているかもしれませんが、その立ち居振る舞いから内面の全てがお見通しです。

以前、著名な先生の講演会に行った時でした。
隣の席の方と名刺を交換することになり少しお話をしました。

その方は「人の幸せのために私ができることをする」とおっしゃっていました。

それはすごい志の方だと思っていましたが、
その方が帰られた後、座席の足元を見ると、
コンビニの袋に入れられた大きなゴミが
そのまま置いてありました。

その人は、人を幸せにしたいと言いながら、
誰かに自分の分の掃除まで余計に押し付けていることに
気づいていませんでした。

意外と多くの人が
「人の役に立ちたい」
「幸せになって欲しい」
といいながら、
反面、人の労力を奪い、
自分が人に苦労を与えている側であることを
忘れています。

それはまるで、
人のお金を盗んでおきながら、
貧乏でかわいそうといっているのと他なりません。

いったいそれでどうして
自分が幸せになどなれるでしょうか。

逆に、あなたが心もちを正し、
行いを正すなら必ず神仏の加護を得られます。

なぜなら、神様だって人助けで忙しいのですから、
だれか手伝ってくれる人がいたらそれは
当然嬉しいわけです。

この世の中には神仏に愛される人が必ずいます。

そういう人は神仏の役に立っている人です。
そして、神仏の役に立つ人というのは、
行いを正しくする人のことです。

神仏の加護がある人を
どうして低級な霊が害することができましょうか。

《 ⑤正しい生活をする 》

「正しい生活をする」ということは、その行いを生活に取り入れていくということです。また、戒律・規律を良く守ることです。

正しい生活をするとは、これまで見てきたことを良く守り、日々生きていくということです。正しい生活とはなにかを一言でいえば「戒律を守ること」といえます。

この戒律を守ることを徹底してください。

戒律を守ることはあたかも、「人生」という城に鉄壁の石垣を築くようなものです。

お釈迦様が死ぬ間際に最後にあらためて説かれたことは、この「戒律を守ること」の大切さでした。

それくらい戒律を守る姿勢は大切です。

この戒律を守るというのは「酒を飲まない」とか「盗みをしない」ということだけではありません。例えば、朝自分で決めた時間に必ず起きるということもそうです。あなたの生活の中であなたが決めたこと、それが戒律です。

難しく考えず、あなたのルールを作り、それに従ってください。

お釈迦様の教えは、
あなたの「人生」という一番の財産を
破滅から守るためのものです。

お釈迦様が死ぬ間際にまで
伝えてくれた教えを護って、
どうして悪霊に翻弄されることがあるでしょうか。

《 ⑥正しい努力をする 》

「正しい努力をする」ということは、心に偏見や差別の垢がつかないように、そこからまた正しく物事を考えることができなくならないように、そこからまた、正しい言葉が使えなくならないように、そこからまた、正しい行いをすることができなくならないように、そこからまた、正しい生活をすることができなくならないように日々努力をするということです。正しい努力とともに集中力は養われます。

最近では道徳教育というものが疎かにされ、
人がなぜ生きるのかを教わる機会がなくなってきました。

また、価値観の多様性といって、
生きる意味すらも人それぞれで
片付けてしまう傾向があります。

しかし、霊の世界から見れば
人が生きる意味は明らかです。

それは魂を成長させていくということです。

そのために、死ぬ瞬間まで努力を続けていかなければなりません。

霊の世界を信じるということは、
生まれ変わりを信じるということでもあります。

私たちの人生は今世だけでは終わりません。
何世にも渡り生を繰り返し、
成長し、涅槃というゴールを目指して進んでいきます。

いつまでも努力を続けていくということは、
この宇宙の真理に乗った生き方をすることでもあります。

今世において霊の世界の真理に生きるものが、
霊になっても霊の真理を知らずに成仏できないような
悪霊に憑依されるはずがありません。

《 ⑦正しい想いを持つ 》

「正しい想いを持つ」とは、自分のその努力とその結果を人のために活かそうとの思いを生じさせることです。

行いを正し、自分の魂の成長のために進むのは素晴らしい事ですが、それが自分のためだけにおさまっていたのではまだまだ神仏の御心に適うとは言えません。

その行いの全てをもって、自分の存在の全てをもって、誰かのために生かそう、なにかのために生かそうという思いを持って始めて、これまでの正しい行いが生きてきます。

正しい想いを持つとき、あなたは神仏の側に回るのです。

神仏の側に回るというのは特別な存在になることではありません。

人のために生きるということです。そして、また、人のために生きることがあなた自身の最高の喜びになると心から理解できることです。

あなたが心に正しい想いを持つとき、
その輝きを前に、もはや低級霊は姿を見せることもできないでしょう。

《 ⑧心を平静に保つ 》

「心を平静に保つ」とはどんなことが起こっても心を平静に保ち、平穏であり続けることです。そのためには忍耐の徳も欠かせません。

心を平静に保つためには、「理解」だけでは足りません。

人生の実践のなかでしかこの心の平静さは身につかないのです。

だからお釈迦様を始めとするあらゆる祖師たちは「瞑想」の実践を勧められたのです。

人生は予測できないことが起こります。

次の瞬間には津波で家族を失うこともあれば
戦争で手足を失うこともあります。
冤罪で急に警察に捕まり、
何十年という人生を檻の中で過ごすことになるかもしれません。

この人生で起こる悲劇を神仏は決して止めてくれないでしょう。

しかし、神仏は私たちに「心」という最高の武器と智恵を与えてくれました。

この「心の働き」を制することによって、
私たちはどのような悲劇的な出来事の中でも、
幸せに生きることができるのです。

これはちょっと信じられないかもしれませんが、
心にはそれくらい強力な力があります。

この心の平静さを磨いてください。
あなたの人生がどれほど辛いものでも、
生まれたときに与えられたカードが最悪だったとしても、
余命があと少ししかなくても、
この心の平穏さを手に入れれば、
あなたは100年、1000年分の
幸福を手に入れることができます。

想像してみてください。
平穏な心で瞑想するお釈迦様の前に出たら
私たちだってその邪心から気が引けてしまうのに、
一体どうして悪霊が目の前に姿を現すことができるでしょうか。

それくらい心の平穏さの力は強いものです。

《 ⑨慈愛を行動に移す 》

「慈愛を行動に移す」とは、思いやりや慈しみの心を行動に移すということです。ここまでの、行いを正し、心を修めることと同時に、「与えていく」ことも行っていきます。

これまでの行い、想いの全てを形にするときです。

私たちは欲しいものにばかり意識を奪われています。

・あれがほしいこれが欲しい
・もっとお金があれば
・良い仕事を見つけたい
・素敵な人と出会いたい
・嫌いな人と会いたくない

物質的なものであるとないとに関わらず、
自分の求めるものばかりに意識が奪われてしまいます。

しかし、ここで視点の転換をしてください。

・あなたが与えられるものはなんなのか
・今ある財産でできる最大限のことはなんなのか
・自分は仕事で最善を尽くしているのか
・あなたが幸せにしてあげられる人はだれか
・あなた自身が会いたくないと言われる側の人になっていないか

まずは無条件にあなたが与えられるものを探し実践していってください。

この世界の真理の一つは

「求める人に与えられるのではなく、与える人に与えられる」

ということです。

あなたがなにかを求めれば、
あなたはなにかを求めるその他大勢の人達と
競争をして生きていくことになります。

しかし、あなたがなにかを与えれば
あなたはなにかを与えるその他大勢の人達と
分け合って生きていくことになります。

この単純な真理を理解し実践してください。

そして、求めることを忘れた頃
あなたに足りないものは何一つないことに気づくでしょう。

そのような人に、
どうして霊が憑りつく隙間があるでしょうか。

《 ⑩一心に自分の本分に生きていく 》

「自分の本分に生きていく」とは、目の前の物事に集中し、心に足るを知り、自分の生まれてきた意味を知り、自分のやるべきことに一生懸命に励んでいくことです。また、「一心に自分の本分に生きていく」ためには、覚悟と決意が必要になります。

一心に自分の本分に生きていくということは、
自分のことを忘れるということです。

人が自分の本分に生きている時、
自分のことなどは忘れているものです。

例えば、身体が元気な時に歩いている時は、
足が調子が良いなんて考えもしないはずです。

足が立派にその務めを果たしている時には
足のことなど忘れているはずです。

それと同じように、
あなたがあなたの本分に集中して
その務めを果たしている時は、
自分を忘れなんの苦も無く
行っているはずです。

本分に生きるというのは、
あなたがあなたの生きる意味を知り、
その役目をしっかり果たしていくことです。

そしてそれは、
あなたの魂を満足させる一番の生き方であり、
この上ない最上の幸せです。

最終的に人は、これまでの成長を通して、
最後には自分の本分をこの世で全うしていきます。

それこそが人間の最上の生き方なのです。

ここまで来たらあなたは、
すべての霊から応援され
霊障に煩わされることはなくなるでしょう。

できない!と諦める前に。小さな一歩でいい

ここまで読んでみていかがだったでしょうか?

単なる精神論だと思うか、
霊の世界の真理だと思うか、
あるいは、
自分には関係のない聖人君主の話しだと思うか、
それは人それぞれでしょう。

しかし
霊能者として活動している私たちの意見は、
これが霊の世界の真理だと思っています。

ただし、シンプルであるにしても、
実践するにはとっても難しく感じるのも真実です。

なので、ここで読んだ話を
今日から全て完璧に実践しなければいけないとは
思わないでください。

そうではなく、ここに書かれていたことを
今日から一つでも良いので生活の中で実践してみてください。

この十波羅蜜の行いはとても強力です。

この行いの一つを取って
それを心掛けるだけでも
大きな成果が得られます。

霊媒体質は「体質」だから、改善には努力が必要

霊媒体質、憑依体質というのは「体質」です。

体質というのは、例えば「太りやすい」というようなことと同じです。

では、太りやすい人が痩せたいと思ったらどうでしょうか?

簡単に変われますか?

もちろん難しいということは
誰でも想像できるはずです。

それと同じように憑依、霊媒体質というのも
改善は簡単ではありません。

憑依、霊媒体質は「思考の癖」がほとんど

では、憑依、霊媒体質の方はなにを変えればよいのでしょうか。
もちろん、先程の10の善行の全てを変えられれば一番ですが、
最も変えなければいけないポイントは「思考の癖」です。

憑依、霊媒体質の方を見ていると
たいてい考え方に癖があります。

そして、そのせいで心の持ち方がネガティブになってしまいます。

これまで、何度も、
霊はエネルギーであり、
同じエネルギーに共鳴して憑いてくる
というお話をしてきました。

心の状態というのは波長ですから、
心の状態が悪くなれば
波長が落ちて低級な霊を寄せ付けるようになってしまいます。

なので、その根本の「思考の癖」を改善する必要があります。

ただ、そうはいっても自分では
なかなか気づきづらいものですし、
気づいたからといって
どのように変えていけば良いかも
わからないものです。

ですので、憑依、霊媒体質の人は、
霊能者の元で除霊・浄霊をお願いするよりも、
心理カウンセリングなどに行って
考え方の癖を変える方が有効の場合があります。

もちろん、私たちのところのように、
そういった部分もしっかり考慮して、
カウンセリングも行ってくれる
霊能者であればなおいいでしょう。

自分一人では限界を感じたときには、
どこかに良い相談先を探してみてくださいね。

身体の弱った部分に憑く霊がいたら、現実面でしっかりケアを!

さて、ここまで、心の持ち方が霊障の大きな原因であるということをお伝えしてきましたが、なかには「でも、心の持ち方はよくても、誰でも病気になるんだから、そういう場所に霊が憑くことはあるんじゃないか」という疑問を持たれる方もいるかもしれません。

それは半分その通りです。

半分というのは、先程の10の善行の全てを完全に実践していたとしたら霊はつきません。ただ、病気の部分のエネルギーの滞りということはあります。しかし、それでも霊を寄せ付けることはありません。

また、一般の人がどれほど頑張っても、なかなか10の善行の全てを完璧に実践できるわけではありませんから、身体の弱った部分に霊が憑依するということは起こります。

ただそのような場合の憑依は、最初に言ったように悪い場所の「フラグ」のようなあまり心配する必要はない霊と言えます。

そのようなときはするべきことをしっかりして治療に専念すればちゃんと回復していきます。

決して「霊が憑いているからそれを取らないとその病気はどんどん悪くなる」というような悪い霊能者の脅しには乗らないように気をつけましょう。

「霊障かも?」と感じたらまずは自分の波動を上げること

ここまで様々に書いてきましたが、
簡単に言ってしまえば
霊障を受けてしまう人は
霊に「居心地が良い」
と思われてしまう人です


ですので
自分で霊障をどうにかしたいのであれば
自分の波動を上げて
「ここは居心地が悪くていられねぇ!」
と霊に思わせるしかありません。

そのためには
自分が身も心も元気でいることです
そして
身の回りをきれいにし
感謝を忘れないこと


これを徹底して心がけていけば
霊障に悩まされることは
確実に減っていきます。

とはいっても
霊障を受けている時は体も辛く、
心もネガティブな方へと
引っ張られていきますので、
今書いたことを実践するのは
難しいかもしれません

また、本当に強い霊や
因縁を持つ霊に憑かれている場合は
いくらポジティブにしていたとしても
離れていかない場合があります。

必要以上に恐れる必要はありませんが、
それでもやはり霊は怖い存在です。
時には人の命までも奪うことがあるのが霊障です。

ですので、本当に霊障が心配なら、
やはり、きちんと浄霊ができる人にお願いするのが
1番確実で、1番早いです。

※除霊ではなく浄霊ができる人に頼みましょう。

最後に:私たちからあなたへ

ここまで沢山書いてきましたが、これは一番最高の教えです。

私たちもそうですが、ほかにも、修業を専門にしている世界中の僧侶たちが心がけて行っていることです。ですので、シンプルですがとっても難しい事なんです。

なので、この記事を読んで少し難しいなと思う人は次のことだけを覚えておいてください。

本当に霊媒体質を克服しようと思ったら、

あなたらしく輝いて毎日幸せに生きてください

霊に憑依されやすいというのは色々な原因がありますが、
大きな原因は心の中になにか足りないと感じているものがあるのです。

それを埋めるためには、
あなたがあなたの生まれ持った魅力を発揮して、
「あなたと一緒にいると楽しい」と
一人でも良いので言ってもらえるようにすることです。

それは難しい事ではありません。
自分が幼かった頃のことを思い出してください。
もっと純粋に笑い、楽しんでいたはずです。

もちろん、家庭環境によって、
小さい頃から笑っている記憶がない
という人もいると思います。

でも、それはあなたに「楽しさ」という
魅力がないわけではなく、
いまだ発揮していないのです。

天真爛漫に楽しんでいた自分が過去にいるのなら
その思いを取り戻してください。

それがないのなら、
ここから発揮するのです。

あなたはもっと輝きます。
その時、霊媒体質も必ず克服できます。

本当に困ったら私たちにご相談ください

もし、本当に困ったときには、
どうぞ私たちにご相談ください。

ここに書いてあることを自分で実践できる人は良いのですが、
なかなかそういう人ばかりではありません。

特に、今辛くて悩んでいる人は、
これ以上一人で抱え込まないで
一刻も早く誰かに相談した方がよいでしょう。

私たちはご相談者さんと一緒に歩むカウンセラーです。

この記事では自分でどうにかする方法を書いていますが、
ご依頼を頂けば浄霊は私たちが全て行います。

一刻も早く霊障の心配から解放されたいという方は、
一度ご相談ください。

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