人を褒めるって、こんなに深いんだよ。人生が変わる“褒め方の極意”

これは自慢ではなくて、学びのネタになると思うから話すんだけど、しのぴの数少ない特技の中に「人を褒めるのが上手い」っていう特技があるんだよね。多分僕は、目の前に100人いたら100人とも違う言葉で褒めることができると思う。

でも、それって、誰でもできるようになるんだよ。

そのためのポイントを話そうと思う。

褒め言葉というのは、その人の良いところを探すことなんだけど、この「良いところ」っていうのがポイントでさ、ほとんどの人(人を褒める側のことね)は、その良さを「自分にとっての良さ」で判断してしまうんだよね。

例えばさ、相手の見た目が自分にとってのタイプかどうか、自分が知っている人と比べてその人が優しいかどうかなど、自分の中の基準と比較して、目の前の人を評価するんだ。そして、その自分の中の基準より高ければ、その人の長所として受け取り、低ければその人の短所として受け取ることになる。
つまり、自分の基準によって人は相手を褒めてるんだよね

だけど、僕の場合は違うんだ。

僕の場合は、その人が持っているものの中で、なにが誰を幸せにできるのかを探すんだ

そうするとね、誰のどんな特徴であったとしても、それで幸せにできる人というのが必ずいることに気づく。

芸能人なんかを見てみても、どれだけおかしな芸能人で、多くの人から嫌われてる人であっても、必ず一定のファンは付くでしょ。

人ってね、例え自分の短所がほとんどの人にとって受け入れられないものであったとしても、それでも、必ず誰かを幸せにすることはできるんだ。

例えばだよ、これは理論上の話なんだけどさ、もし、今、目の前に誰よりも不細工で、それを自分でも自覚している男がいるとしよう。

その男が、そのことを悩み、僕のところに相談に来たとしよう。

そうしたら僕はこういうだろうね。

「それで君が成功したら。たくさんの人に勇気を与えるだろうね。その成功は君が実力で勝ち取るのだから。」

そういってから、実際にその人が持っている武器を見つけてあげるね。例えば、気概とか、勇気とか、度胸とかね。

そうやって、まずは、その人が持っているもので(それが短所であれ長所であれ)、誰を幸せにできるのかを考えるんだ。そして、その幸せのために、その人が持っている「これは使えるな」と言うものを見つけてあげるんんだ。

そうすると、どんな人にも必ず良さが見つかるし、一人一人違う良さを見つけることができるんだ。

よくさ、物事の良い側面を見て生きることが大切って聞くけど、それも同じことで、自分の基準で見ていたら、どうしても物事の良い面は見つけられない時がある。

なぜなら、自分の基準より低ければ、良い面だなんて思えないからね。

例えば、今週の仕事に比べて、来週は残業時間が増えて、給料が下がったとしたら、よかったなんて思えないでしょ。だけど、海外の難民であれば、職があるだけでありがたい人もいるはずだよね。

この「客観視」というのが人生ではとても大事なんだよね。

主観的な基準を捨てて、客観的な基準で見ていくこと。しかも、常に、足りないものに意識を向けるのではなくて、今あるものに意識を向けていくこと

そうすることによって、褒めることがうまくなるだけではなくて、自分の人生もどんどん豊かになっていくんだよね。

人を上手く褒められるかどうかは、主観的に、「自分が自分が」の「我」で生きているのか、あるいは「相手のため相手のため」と生きているのかの違いでもある。

そして、もう一つは、足りないものに目を向けるか、あるいは、今あるものに目を向けるかの違いでもあるんだよね。

人を褒めるのに上手くなれば、同時に人生の生き方にもうまくなっていくんだよ。

まとめ

常に客観的な視点を持てるようになること

これは、想像の中であらゆる立場に立ってみることだよ。

足りないものではなく、あるものに目を向けて生きること

よく言われることだけど、ほとんどの人が、生活の中で生かすことができていない考え方だよ。

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